【TEAMMATE-02】おぼろタオル 常務・森田壮さん(前編)

こんにちは、サニーユー代表の佐藤佳奈です。


日頃よりサニーユーを支えてくださっている企業やメンバーを、私がインタビュー形式でご紹介するコーナー【TEAMMATE】。


今回は、サニーユーのタオルを製造してくださっているおぼろタオル(株)の常務・森田壮さんにインタビューしました!森田さんには本当にお世話になっていまして・・・。出会いは、当時会社もなかった2018年のクリスマス。ただ熱意だけを持ってきた普通のOL(私)の話を聞いてくださったうえに、その場(東京の秋葉原)でサニーユーのタオルを作ってくださるとお返事いただいたときから、いままで本当にたくさんのご協力をいただいています。


私は、サニーユーを始める前から「おぼろタオル」が大好きで、子どもに使うタオルはすべて「おぼろタオル」にしていたのですが、今回はその独特で柔らかい肌触りがなぜ生まれたのか、深堀りさせていただこうと思います。


サニーユーのユーザーさんからも『このタオル、なんで洗っても柔らかいの?』『え!ボリュームがあるのに軽い!!』『タオルってだいたい想像の範囲の肌触りしかなかったんだけれど、このタオル、すっごい特徴的だよね』ってなどと言われるんです。今日はそんな皆さんの疑問も解決できたらと思います。


ちなみに文章だと伝わりにくいのですが、森田さんは三重弁です!三重弁に置き換えて読んでいただけると、より「おぼろタオル」のように優しい雰囲気が感じられるかと思います~!

 

案の定、今回は盛だくさんになったため、【前編】【後編】に分けてお伝えさせていただきます!

※取材日:2020年8月20日

森田 壮(モリタ ツヨシ)さん

〇おぼろタオル株式会社 常務

URL:https://www.oboro-towel.co.jp/

 

|すべてのタオル製造工程を一つの自社工場で完結している!

佐)初めてのオンラインミーティングですね~!本当は工場にもまた行きたかったんですけれど・・・。

森田)今は仕方ないですね~。また落ち着いたら来てくださいね。

佐)ぜひ!カメラを持ってタオルができるまでの全工程を撮影させていただきたいです~。あ、読者の皆さん、おぼろタオルさんの特徴の一つは、タオルができるまでの全工程が一つの敷地内で完結する一貫工場で、タオルが作られているところなんですよ。最初から最後まで見られるので、感激します。

森田)そうなんですよね。珍しいんです。今はコロナの影響で大々的に工場見学はやっていないのですが、普段は見たいって方がいらしたら予約を受けて対応しています。

 

▼工場内の様子(一部)

 ©︎OBORO TOWEL CO.,LTD. 

 

|創業112年。おぼろタオルはベンチャー企業だった!?

佐)明治41年ってことは、私の祖父も生まれていないのですが、何がきっかけでおぼろタオルさんは生まれたんですか?

森田)当時の三重県津市(伊勢)には、地元の特産品というものがなかったらしいんです。伊勢木綿という着物地に使われる反物くらいで。それで創業者(森田庄三郎)が、当時無地しかなかった味気のないタオルに、特殊な製法で図柄を入れることを始めたんです。

佐)それが社名の由来である「朧(おぼろ)染め」ですよね。濡れると絵が浮き出る、不思議なタオルですよね。庄三郎さんて日本画家さんだったんですね、だからそんなことを思いついたんですね!

森田)しかも当時に特許を取っていて。おぼろタオルはたくさん特許を持っていますが、戦前のほうが特許の数が多いんですよ~。創業者にベンチャー精神があったんだと思います。



▼伝統的な「朧(おぼろ)染め」と当時の特許証

※濡れると模様が浮き出る変化が、「おぼろ月夜」が晴れる様に似ていることから名づけられた。

 ©︎OBORO TOWEL CO.,LTD. 

 

|芸者さんのお悩み解決で生まれた商品

佐)今回いただいた資料で初めて知ったんですけれど、私が好きな「おぼろガーゼタオル」、もともとは芸者さんの悩みを解決するために、90年も前に作られたものだったんですね。

森田)『芸者さんの悩みを聞くために全国の花街を歩いた』ってこれ、すごく綺麗事にされていますけれど、『単に芸者遊びが好きなおじさん』だったんだと思います(笑)。でも、当時医療用のガーゼ生地でおしろいを塗って、それを落とすのに濡れたタオルを使っていたらしく、それをもっと使い心地がいいものにするために、ガーゼ生地とタオル(パイル)を合わせた「おぼろガーゼタオル」が生まれたみたいです。

佐)美しい芸者さんへの想いが、「おぼろタオル」の肌への優しさや使い勝手の良さにつながっているんですね!そして「おぼろ玉子」「おぼろ饅頭」なんておもしろい商品もあったんですね。

森田)これもよく言えば画期的で、「タオルを贈答する」という文化を作ったんだと思うんですよ。でも実際は単純に、庄三郎が芸者さんにプレゼントして、いい恰好したかっただけかもしれませんね(笑)

佐)今は我が家や皆さんの愛用品なので、その芸者さんにも庄三郎さんにも感謝しています!



▼おぼろ玉子、おぼろ饅頭

 ©︎OBORO TOWEL CO.,LTD.  

 

【前編】では、「おぼろタオル」の歴史や成り立ちをお伺いしました!

【後編】では、サニーユーのタオル生地や、今後のおぼろタオルさんについてインタビューをしています。

 

▶後編はこちら